「新NISAを始めたいけど、証券口座は楽天証券とSBI証券のどっちにすればいいの?」——ネット証券選びで、50代の方から最もよく聞かれる質問がこれです。この2社は口座数でも国内トップクラス。手数料も新NISAの品揃えも、正直なところ甲乙つけがたいほど拮抗しています。だからこそ「なんとなく」で選んで後悔する人も少なくありません。そこでこの記事では、楽天証券とSBI証券を「クレカ積立」「ポイント」「商品の幅」「使いやすさ」という50代目線の切り口で徹底比較し、あなたはどちらを選ぶべきかを、いっしょにはっきりさせていきましょう。



📑 目次
結論:楽天経済圏なら楽天、商品の幅・投信保有ポイント重視ならSBI
先に結論からお伝えします。楽天市場や楽天カードをふだんから使っている「楽天経済圏」の人は楽天証券、幅広い商品や投信保有ポイント・IPO・外国株まで欲張りたい人はSBI証券——これが50代におすすめの基本的な選び分けです。手数料や新NISAの積立商品数はどちらも横並びで、「どちらを選んでも大きな失敗にはならない」のが正直なところ。だからこそ、自分の生活圏との相性で決めるのが後悔しないコツです。
- 楽天証券が向く人:楽天カード・楽天市場・楽天銀行など楽天サービスを日常的に使う/画面がシンプルで分かりやすい方がいい/スマホアプリ中心で使いたい
- SBI証券が向く人:商品の幅(IPO・外国株・単元未満株など)を重視/三井住友カードや複数ポイント(Vポイント・Ponta・dポイント等)を使い分けたい/投信保有でもコツコツポイントを貯めたい
- 新NISAは1人1口座。両方の「新NISA」を同時には使えないので、メイン口座を1つに決める必要がある
- 手数料・つみたて商品数はほぼ互角(どちらも約280本前後・2026年時点の目安)

まず前提:新NISAは1人1口座|共通点も多い2社
比較の前に押さえておきたいのが、新NISA口座は1人につき1金融機関でしか開設できないという大原則です。楽天証券とSBI証券の両方で「新NISA」を同時に持つことはできません(金融機関の変更は年単位で可能ですが手続きが必要)。だからこそ、最初の選択が大事になります。
一方で、この2社には共通点がとても多いのも事実です。次のような点は、どちらを選んでもほぼ同じレベルで享受できます。
- 新NISAの国内株式売買手数料が無料(両社ともゼロ円化を実施)
- つみたて投資枠の対象商品が約280本前後と豊富で、オルカン・S&P500などの主要インデックスは当然カバー
- クレカ積立に対応(楽天=楽天カード、SBI=三井住友カード)
- ポイント投資に対応(貯めたポイントで投信などを購入できる)
- 100円から積立可能で、スマホアプリで完結
つまり「基本性能はほぼ同じ」。差がつくのは、クレカ積立の還元・ポイントの使い勝手・商品の幅・アプリの好み、といった細部です。ここからは、その細部を1つずつ見ていきましょう。より網羅的な3社比較(マネックス含む)はネット証券3社徹底比較|SBI・楽天・マネックスどれ?も参考にしてください。
比較①クレカ積立|還元率と使いやすさ
新NISAのつみたてをクレジットカードで積み立てると、決済額に応じてポイントが貯まるのが、ネット証券の大きな魅力です。楽天証券は楽天カード、SBI証券は三井住友カードで積み立てます。
※還元率・付与条件は改定されやすく、カードの年会費・利用条件により変わります。最新情報は各社公式でご確認ください。
楽天証券×楽天カード
楽天カードでの積立はシンプルで分かりやすいのが魅力。さらに楽天キャッシュ(電子マネー)を使った積立にも対応しており、カードと組み合わせて積立額を確保しやすい設計になっています。楽天ポイントがそのまま貯まり、楽天市場での買い物などにすぐ使えるのも日常使いに強い点です。
SBI証券×三井住友カード
SBI証券は三井住友カードで積立でき、カードのランク(一般・ゴールド・プラチナプリファードなど)が上がるほど還元率が高まる傾向があります。年会費とのバランスを考える必要はありますが、「カードを育てて還元率を上げていく」楽しみがあるのはSBIの特徴です。
比較②ポイント|貯めやすさ・使いやすさ・経済圏
クレカ積立以外にも、両社は投信の保有や取引でポイントが貯まる仕組みを持っています。ここは50代の生活スタイルによって「刺さり方」が大きく変わるところです。
楽天証券|楽天ポイントで一本化できる強さ
楽天証券の強みは、なんといっても楽天ポイントに一本化できる分かりやすさ。楽天市場・楽天カード・楽天モバイル・楽天銀行などを使っていれば、ポイントが1か所に集約され、そのポイントで投資もできます。「ポイントの管理が面倒」という人にはこのシンプルさが大きな価値です。楽天市場のポイント倍率(SPU)が上がる連携があるのも、楽天ユーザーには嬉しいところ。
SBI証券|複数ポイントを選べる自由度と投信保有ポイント
SBI証券はVポイント・Ponta・dポイントなど、貯めるポイントを選べるのが特徴。ふだん使うポイントに合わせられます。さらに、投資信託を保有しているだけでコツコツポイントが貯まるプログラムがあり、長期でコア資産を積み上げる50代とは相性が良い設計です。「自分の生活で使っているポイントに寄せたい」人にはSBIの自由度が向きます。
※あくまで傾向を示すイメージであり、優劣を断定するものではありません。重視する項目により評価は変わります。
比較③商品の幅と使いやすさ|IPO・外国株・アプリ
コアのインデックス投資だけなら両社に大差はありませんが、「新NISAの成長投資枠で個別株やIPOにも挑戦したい」と考えるなら、商品の幅が効いてきます。
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| つみたて商品数 | 約280本前後 | 約280本前後 |
| 国内株売買手数料(NISA) | 無料 | 無料 |
| IPO取扱い | あり | 取扱い数が多い傾向 |
| 外国株の幅 | 米国株など充実 | 対象国が幅広い傾向 |
| アプリの評判 | シンプルで見やすいと定評 | 高機能・多機能 |
| 経済圏連携 | 楽天経済圏と強力連携 | 複数ポイントに対応 |
※2026年時点の一般的な傾向を整理したもの。取扱い数・手数料・対応サービスは変更される場合があります。
アプリの使いやすさは「慣れ」もあり好みが分かれますが、楽天証券のアプリはシンプルで初心者に優しいという声が多く、SBI証券は機能が豊富で使いこなせば強力、という傾向があります。50代でスマホ操作に不安がある方は、まず楽天のシンプルさから入るのも一つの手です。

50代のタイプ別|あなたはどっちを選ぶべきか
ここまでの比較を、50代のライフスタイル別にまとめます。自分がどのタイプに近いかで選んでみてください。
- 楽天カード・楽天市場・楽天モバイル・楽天銀行を日常的に使っている
- ポイントは1か所(楽天ポイント)にまとめたい
- アプリはとにかくシンプルで見やすいものがいい
- 「まずコアのインデックス積立から始めたい」初心者寄りの人
- 三井住友カードを持っている/これから作る予定がある
- Vポイント・Ponta・dポイントなど、使うポイントを選びたい
- IPOや外国株など、成長投資枠で商品の幅を活かしたい
- 投信を保有し続けるだけでもポイントを貯めたい
なお、口座開設の手続きそのものは両社とも10分ほどで完了します。制度全体を落ち着いて理解したい方は、金融庁のNISA特設サイトで公式情報を確認しておくと安心です。
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まとめ:迷ったら「生活圏」で決めていい
- 楽天証券とSBI証券は手数料・つみたて商品数がほぼ互角。どちらでも大きな失敗にはならない
- 楽天経済圏の人は楽天証券——ポイント一本化とシンプルなアプリが強み
- 商品の幅・複数ポイント・投信保有ポイント重視ならSBI証券——IPOや外国株にも強い
- 新NISAは1人1口座。メインを1つに決めることが第一歩
- クレカ積立の還元率などは頻繁に改定されるため、申込前に必ず公式で最新条件を確認
証券口座選びで一番もったいないのは、「どっちがいいか決められずに、いつまでも始められないこと」です。楽天とSBIはどちらも十分に優秀。だからこそ、ふだんの生活圏に合うほうを選んで、まず月1,000円でも積立を始めてしまうのが正解です。あとから金融機関の変更もできますし、コア資産のインデックス積立ならどちらでも快適に続けられます。あれこれ迷いすぎず、まずは一歩。一緒にコツコツやっていきましょう!
※本記事は2026年7月時点の公開情報を基にした一般的な情報提供であり、特定の金融機関・金融商品の利用を断定的に推奨するものではありません。手数料・取扱商品数・クレカ積立の還元率・ポイントプログラム・対応サービスは各社の改定により変更される場合があります。図表・比較は理解を助けるための当ブログの整理・イメージであり、優劣を保証するものではありません。最新かつ正確な条件は各社公式サイト・金融庁等の一次情報でご確認ください。投資は元本割れの可能性があり、将来の運用成果を保証するものではありません。








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