「新NISAを始めたいけれど、ネット証券は数が多すぎてどこを選べばいいか分からない」——50代から投資を始める方の最初の壁がこれです。手数料、投資信託の本数、クレカ積立の還元率、ポイント経済圏…比較軸が多く、各社のキャンペーンも頻繁に変わります。本記事では、私(ヒロ・51歳・現役会社員・投資歴7年)が、主要ネット証券5社(SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券)を2026年6月時点の最新情報で横並び比較します。結論を先に言うと、迷ったら大手2社のどちらかで間違いありません。理由も含めて、初心者にも分かるように整理します。



ネット証券5社 比較表(2026年6月時点)
主要ネット証券5社を、50代の新NISA口座選びで重要な7項目で比較しました。スマホでは横にスクロールできます。手数料・還元率・本数は各社の改定で変動するため、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
| 証券会社 | 国内株 手数料 |
投信 本数 |
クレカ積立 還元率 |
新NISA | IPO 取扱 |
ポイント 経済圏 |
総合 おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 条件達成で 0円(電子交付等) |
約2,600本 (最多級) |
三井住友カード カード種別・利用額で変動 (最大3.0%) |
◎ 売買手数料0円 |
年40社台・主幹事複数 (最多級) |
V/Ponta/d/PayPay/JAL から選択 |
★★★★★ 4.5 |
| 楽天証券 | ゼロコースで 0円(SOR同意) |
約2,600本 (最多級) |
楽天カード 0.5〜2.0% (カード種別・条件で変動) |
◎ 売買手数料0円 |
完全平等抽選 (主幹事は実績僅少) |
楽天ポイント | ★★★★★ 4.5 |
| マネックス証券 | 課税口座は有料 NISA口座は0円 |
約1,800〜1,900本 | マネックスカード最大1.1%/ dカード最大3.1% (条件で変動) |
◎ 売買手数料0円 |
2025年41社 100%完全平等抽選 |
dポイント | ★★★★☆ 4.0 |
| 松井証券 | 1日50万円まで0円 (25歳以下は無料) |
約1,900本 | JCBカード 0〜1.0% (利用額・キャンペーンで変動) |
◎ 手数料0円+ 残高ポイント最大1% |
約51社・平等抽選 事前入金不要 |
松井証券ポイント (複数交換可) |
★★★★☆ 3.5 |
| auカブコム証券 (現・三菱UFJ eスマート証券) |
SOR注文選択で0円 (2026年5月〜) |
約1,800本 | au PAYカード 0.5〜1.0% (カード種別・条件で変動) |
◎ つみたて枠 約265本(最多級) |
約19社・全件委託幹事 | Pontaポイント | ★★★★☆ 3.5 |
※2026年6月時点の各社公式サイト・比較メディアをもとに作成。手数料・還元率・取扱本数・キャンペーンは変動します。最新・正確な情報は必ず各社公式サイトでご確認ください。

目的別おすすめ早見表
「結局、自分はどれを選べばいいの?」という方へ。普段の生活スタイル・重視するポイントから、相性の良い証券会社を一覧にしました。
| こんな人は… | おすすめの証券会社 |
|---|---|
| 楽天市場・楽天カードなど楽天経済圏をよく使う | → 楽天証券 |
| 三井住友カード・Vポイントを使う/総合力No.1を求める | → SBI証券 |
| iDeCo・少額取引や投信の長期保有を重視 | → 松井証券 |
| 米国株や分析ツールを重視/IPOに平等抽選で挑みたい | → マネックス証券 |
| au・UQ mobileやPontaポイントを使う | → auカブコム証券 |
各社の詳細レビュー
SBI証券|総合力No.1のネット証券
SBI証券は口座開設数で業界トップを走る、総合力No.1のネット証券です。「ゼロ革命」により、電子交付の設定など条件を満たせば国内株式(現物・信用)の売買手数料が0円。投資信託の取扱は約2,600本と業界最多級で、新NISAのラインナップも充実しています。IPO(新規公開株)の引受社数も年40社台・主幹事複数とネット証券最多級で、当選チャンスの多さも魅力。Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルの5つからメインポイントを選べる柔軟さもあり、三井住友カード(Olive)経済圏との相性は抜群です。
- メリット① 国内株手数料が条件達成で0円、投信買付・NISA売買も0円とコストが業界最安水準
- メリット② 投信約2,600本+IPO最多級で、新NISAも一般口座も品揃えが圧倒的
- メリット③ 5種類からポイントを選べ、Vポイント経済圏をフル活用できる
- デメリット① 多機能ゆえに画面・初期設定(電子交付の手続き等)が初心者にはやや複雑
- デメリット② クレカ積立の高還元は上位カード(年会費有料)や年間利用額が前提で、条件達成のハードルがある
こんな人におすすめ:手数料を最小限に抑えつつ、豊富な投信・IPO・Vポイント経済圏をフル活用したい「メイン口座」を探している人。
楽天証券|楽天ポイントで始めやすい人気No.1級
楽天証券は、楽天ポイント経済圏の強さと使いやすさで初心者から絶大な人気を誇ります。「ゼロコース」を選べば国内株式の売買手数料は0円。投資信託も約2,600本すべてノーロード(買付手数料無料)で、楽天カードや楽天キャッシュでの積立に対応し、楽天ポイントが貯まります。貯めた楽天ポイントは1ポイント=1円から投資信託・国内株式の買付に使え、楽天市場など楽天グループ全体でポイントを相互利用できるのが最大の強み。管理画面やアプリ「iSPEED」の操作性も高く、私(ヒロ)自身もメインで使っています。IPOは資金量で差がつきにくい完全平等抽選を採用していますが、主幹事の実績は僅少で倍率は高めです。
- メリット① ゼロコースで国内株0円、投信は約2,600本すべてノーロードと低コスト
- メリット② 楽天ポイントが貯まり1ポイントから投資できる。楽天経済圏との相性が抜群
- メリット③ 画面・アプリが直感的で、新NISAもつみたて/成長枠+クレカ積立に幅広く対応
- デメリット① IPOは主幹事実績が僅少で口座数も多く、当選倍率が高め
- デメリット② クレカ積立の還元率はファンドの種類・カード種別・キャンペーンで変動する
こんな人におすすめ:普段から楽天ポイントを使っていて、低コストな投信つみたて・新NISAをポイントを貯めながら手軽に始めたい初心者〜中級者。
マネックス証券|米国株とdポイント経済圏に強い
マネックス証券は、米国株の取扱や「銘柄スカウター」などの分析ツールに定評があり、米国株・中国株を本格的に取引したい人に向いています。課税口座では国内株手数料に常時無料コースがない点はSBI・楽天に見劣りしますが、NISA口座では国内株・米国株・投資信託の売買手数料が0円。IPOは100%完全平等抽選で、資金量の少ない個人でも当選チャンスが平等なのが大きな魅力です(2025年は41社取扱)。NTTドコモ傘下となり、dカード積立(条件次第で高還元)やdポイント投資など、dポイント経済圏との統合が進んでいるのも特徴です。
- メリット① 米国株の銘柄数・分析ツールが充実し、米国株・中国株に強い
- メリット② IPOが100%完全平等抽選で、資金が少なくても当選チャンスが平等
- メリット③ dカード積立・dポイント投資など、ドコモ・dポイント経済圏を活用できる
- デメリット① 課税口座の国内株に常時無料コースがなく、コスト面でSBI・楽天に見劣りする
- デメリット② クレカ積立は2026年の改定でカード利用額の条件が付き、条件次第で還元が下がる
こんな人におすすめ:米国株・中国株や分析ツールを重視する人、IPOに平等抽選で挑戦したい人、dポイント・ドコモ経済圏を活用したい人。
松井証券|少額取引・投信の長期保有に手厚い老舗
松井証券は100年以上の歴史を持つ老舗で、サポートの手厚さに定評があります。1日の約定代金合計50万円以下なら現物・信用とも手数料0円(コース選択不要)、25歳以下は金額にかかわらず無料と、少額・若年層に手厚い料金体系です。新NISAは投資信託・国内株式の売買手数料が0円で、さらに投信を保有しているだけで最大1%の「投信残高ポイント」が貯まるのは業界最高水準。IPOも関与社数が主要ネット証券で上位かつ全件事前入金不要・1人1票の平等抽選と、公平性が高いのが特徴です。ネット操作に不安がある50代の「最初の1社」にも向いています。
- メリット① 1日50万円以下の株式売買が無条件で0円、25歳以下は金額不問で無料
- メリット② 投信残高ポイント最大1%は業界最高水準で、新NISAの長期保有に有利
- メリット③ IPOが事前入金不要・1人1票の平等抽選で当選チャンスが公平、サポートも手厚い
- デメリット① 1日の約定代金が50万円を超えると手数料がかかり、全約定無料のSBI・楽天より割高
- デメリット② クレカ積立の通常還元率は他社上位カードに見劣りし、高還元はキャンペーン依存
こんな人におすすめ:1日の取引が少額(50万円以下)の現物投資家や、新NISAで投信を長期保有して残高ポイントを得たい初心者・若年層。
auカブコム証券(現・三菱UFJ eスマート証券)|Ponta経済圏とMUFGの安心感
auカブコム証券は2025年に「三菱UFJ eスマート証券」へ名称変更し、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員としての信頼性が魅力です。2026年5月からはSOR注文(ゼロコース相当)の選択で国内株式(現物・信用・単元未満株プチ株)の売買手数料が原則0円となり、コスト競争力が大幅に向上しました。au PAYカード積立でPontaポイントが貯まり、新NISAのつみたて投資枠は約265本とネット証券最多水準。au・UQ mobileやPontaポイントを使う人には強い選択肢です。一方、IPOは全件が委託幹事(ウラ幹事)で取扱社数も年20社前後と少なめな点は留意が必要です。
- メリット① 2026年5月からSOR注文で国内株の売買手数料が原則0円とコスト競争力が向上
- メリット② au PAY/Pontaポイント経済圏と直結し、クレカ積立や保有残高でPontaが貯まる・使える
- メリット③ 三菱UFJグループの信頼性。新NISAつみたて枠が約265本と最多水準で手数料も0円
- デメリット① IPOは全件が委託幹事で主幹事実績がなく、取扱社数も少なめで当選を狙いにくい
- デメリット② クレカ積立還元率は改定が続き、最高還元はゴールドカード保有が前提
こんな人におすすめ:au・UQ mobileやPontaポイントを使っていて、手数料無料化された国内株とポイント投資を低コストで両立したい人。
あわせて読みたい関連記事
まとめ|迷ったら大手2社のどちらか
5社を比較してきましたが、50代がこれから新NISAを始めるなら、迷ったら「楽天証券」か「SBI証券」の2社のどちらかで間違いありません。
- 楽天ポイントを普段使う人 → 楽天証券(私のメインもこちら。使いやすさで失敗しにくい)
- 三井住友カード・Vポイント派/総合力で選ぶ人 → SBI証券(手数料・投信・IPOすべて最高水準)
どちらも口座開設・維持は無料なので、迷うならまず両方開設して使い比べるのも有効です。米国株を本格的に買いたいならマネックス証券、少額取引や投信の長期保有なら松井証券、Ponta派ならauカブコム証券を組み合わせる、という使い分けも賢い選択です。

⚠️ 本記事は2026年6月時点の各社公式情報・比較メディアをもとに、運営者ヒロ(51歳・現役会社員・投資歴7年)が作成した一般的な情報提供です。手数料・還元率・取扱本数・キャンペーン内容は変更されることがあり、最新かつ正確な情報は必ず各社公式サイトでご確認ください。本記事は特定の金融商品の購入・契約を推奨するものではなく、投資判断はご自身の責任で行ってください。記事内にはプロモーション(広告)を含みます。
