「楽天証券で新NISAを始めたいけれど、何から手をつければいいのか分からない」という投資初心者向けの記事です。口座の申し込みから、最初の積立設定が終わるまでを、順番どおりに5つのステップで説明します。
内容は2026年10月時点の楽天証券の公表情報をもとにしています。画面の名前やボタンの位置は変わることがあるので、操作の前に公式サイトの案内もあわせて見てください。
- 新NISAを始めるまでの5ステップ(図1)
- 審査を待たずに始められる「仮開設」の注意点
- 積立設定の入力項目を1つずつ解説
- クレカ積立の買付日と引き落とし日(図2)





📑 目次
結論:楽天証券の新NISAは5ステップで始められる
先に全体像です。新NISA(2024年に始まった、投資の利益に税金がかからない制度)を楽天証券で始める流れは、次の5ステップです。
※2026年10月時点。日数は目安で、混雑や書類の不備で前後します。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| STEP1 | 総合口座とNISA口座を同時に申し込む | NISAの申し込みチェックを入れ忘れない |
| STEP2 | 本人確認書類(マイナンバーカードか運転免許証)をアップロード | スマホで撮影して提出できる |
| STEP3 | 開設の通知を受け取り、ログインして初期設定 | マイナンバーが未登録なら提出する |
| STEP4 | 支払い方法を決める(入金 or 楽天カード) | カードを使うなら本会員のカード |
| STEP5 | 投資信託を選び、NISAで積立設定 | 100円から設定できる |
新NISAの口座は1人1口座しか持てません。すでに銀行や別の証券会社でNISA口座を作っている人は、ここで説明する新規申し込みではなく「金融機関変更」の手続きになります。



STEP1〜3:口座開設の申し込み
STEP1:総合口座とNISA口座を同時に申し込む
楽天証券の公式サイトの「口座開設」から申し込みます。おおまかな流れは次のとおりです。
- メールアドレスや氏名・住所・生年月日などの基本情報を入力する
- 「NISA口座を開設する」にチェックを入れる(総合口座と同時に申し込める)
- 「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ
- 本人確認書類を提出する
特定口座(源泉徴収あり)とは、NISAの枠を超えた取引で利益が出たときに、証券会社が税金の計算と納付を代わりにしてくれる口座のことです。初心者はこれを選んでおけば、確定申告が原則いりません。
⚠️ NISAのチェックを忘れない
総合口座とNISA口座を同時に申し込むときに、NISA口座のチェックを入れ忘れると、総合口座だけができてしまいます。あとから追加で申し込むと二度手間になるので、申し込み画面で必ず確認してください。
STEP2:本人確認書類をアップロードする
楽天証券では、運転免許証かマイナンバーカードがあれば、スマホひとつで申し込みを進められます。撮影した画像をそのままアップロードする方法が使えます。
STEP3:通知を受け取ってログイン・初期設定
口座ができたら、ログインして初期設定をします。出金先の銀行口座や、取引に使うパスワードの設定などです。マイナンバーが未登録の場合は、提出が必要です。


NISA口座の「仮開設」とは?
NISA口座は、本来は税務署の審査(ほかの金融機関でNISA口座を作っていないかの確認)を経て、正式に開設されます。この審査には時間がかかります。
楽天証券には、審査の結果を待たずに取引を始められる「仮開設」という仕組みがあります。公式案内では、お知らせを受け取ると仮開設の状態で取引でき、申し込みの最短当日から取引可能としています。その後、楽天証券が税務署に申請して審査を受け、本開設になります。
⚠️ 仮開設の注意点
審査の結果、ほかの金融機関にもNISA口座があると分かった場合、楽天証券のNISA口座は無効になる可能性があります。その場合、買った分の扱いが変わり、税金の面で不利になることがあります。昔どこかでNISA口座を作った覚えがある人は、先に確認してください。詳しい扱いは楽天証券の公式案内で確認できます。


制度の基本は金融庁のNISA特設ウェブサイト、楽天証券の手続きは楽天証券のNISA口座開設の案内で確認できます。
STEP4:お金の払い方を決める
積立のお金の払い方は、主に次の2つから選びます。
| 払い方 | しくみ | 向いている人 |
|---|---|---|
| 現金(証券口座の買付余力) | 銀行から証券口座へお金を入れておき、そこから買う | クレジットカードを使いたくない人 |
| 楽天カード(クレカ積立) | 楽天カードで投資信託を買う。上限は月10万円 | 楽天ポイントも受け取りたい人 |
楽天証券のクレカ積立の対象は、楽天カード(ゴールド・プレミアム・ブラックを含む)です。家族カードは使えず、本会員のカードで設定します。ポイントの還元率は、カードのランクと投資信託の水準で変わります。低コストの投資信託で、一般の楽天カードなら0.5%とする解説が多い一方、条件は変更されることがあります。必ず最新の条件を公式サイトで確認してください。



カードの種類ごとの違いは楽天カード決済 vs 楽天キャッシュ決済で、三井住友カードとの比較は楽天カード vs 三井住友カードNLで見られます。
STEP5:積立設定のやり方
いよいよ積立設定です。ここでは、つみたて投資枠(長期の積立に向いた投資信託だけが買える枠)で、投資信託を毎月積み立てる設定を想定します。画面の名前は変わることがあるので、実際の画面に合わせて読み替えてください。
- 楽天証券にログインし、投資信託の買い方を選ぶ画面で「積立注文」を選ぶ
- 買いたい投資信託を検索して選ぶ
- 下の表の項目を入力する
- 内容を確認して、注文を確定する
| 入力項目 | 選び方の目安 |
|---|---|
| 預り区分 | NISA(つみたて投資枠)を選ぶ。「特定」のままだと非課税にならない |
| 積立指定日 | 迷ったら「毎月」。毎日・毎週も選べるが、クレカ積立は毎月のみ |
| 金額 | 100円から設定できる。生活費を除いて、続けられる金額にする |
| 分配金コース | 迷ったら「再投資」。分配金が出る投信では、自動で買い増しに回せる |
| 決済方法 | 現金か楽天カード。カード払いは本会員のカードで設定する |
つみたて投資枠の上限は年120万円(月10万円)、成長投資枠と合わせて年360万円、生涯で1,800万円までです。最初から上限を目指す必要はありません。



投資信託の選び方はオルカンとS&P500、どっちを選ぶ?で比較しています。なお、投資は元本割れのリスクがあります。値下がりしても続けられる金額から始めてください。
いつ買われる?買付日と引き落とし日
積立を設定しても、すぐに買われるわけではありません。楽天カードのクレカ積立では、買付日を自分で指定できません。初めてクレカ積立を設定した時期によって決まり、2024年8月25日以降に初めて設定した場合は毎月12日とされています(2026年10月時点の解説にもとづく)。カード代金は、通常は翌月27日に引き落とされます。
※2026年10月時点の例。条件は変更されることがあります。
たとえば10月に新しく設定した場合、最初の買付がいつになるかは、設定のタイミングで変わります。設定した直後に何も買われていなくても、故障ではありません。設定の締切や初回の買付日は、楽天証券の積立設定の画面で確認してください。現金で積み立てる場合は、設定した積立指定日に買付されます。


初心者がやりがちな失敗4つ
① 預り区分が「特定」のまま
NISAで買ったつもりが、課税される特定口座で買っていた、という失敗です。設定後に、積立設定の一覧で「NISA(つみたて)」になっているかを必ず確認しましょう。
② 現金の入金を忘れる
現金で積み立てる場合、口座にお金がないと買付されません。銀行からの自動入金の設定を使うと忘れにくくなります。
③ 家族カードで設定しようとする
楽天証券のクレカ積立は、家族カードでは設定できません。本会員のカードで設定してください。
④ 値下がりで慌ててやめる
積立を始めた直後に値下がりすることはよくあります。長く続ける前提の制度なので、金額を下げてでも続けられる設定にしておくのが現実的です。
よくある質問
Q. 口座開設にお金はかかりますか?
A. 口座開設・維持の手数料はかかりません(2026年10月時点)。ただし投資信託ごとに信託報酬(持っている間ずっとかかる運用の手数料)がかかります。
Q. SBI証券とどっちがいいですか?
A. どちらも新NISAの手数料は無料で、大きな差はポイントの種類です。比較は楽天証券 vs SBI証券|新NISAはどっち?を見てください。
Q. 他の金融機関で作ったNISA口座がある場合は?
A. 新規申し込みではなく、金融機関変更の手続きになります。くわしくは新NISA口座の金融機関変更ガイドをご覧ください。
楽天証券の口座開設はこちら
ここまでの結論です。楽天証券の新NISAは、総合口座とNISA口座を同時に申し込み、払い方を決めて、つみたて投資枠で積立設定するだけで始められます。申し込みは、ポイントサイトのハピタス経由にすると、条件を満たした場合に公式の特典とは別にポイントがもらえることがあります(掲載額・条件は時期で変わります)。
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まとめ
この記事の要点
- 楽天証券の新NISAは5ステップ(申し込み→本人確認→ログイン→払い方→積立設定)
- NISA口座は1人1口座。ほかでNISA口座を作っていないかを先に確認する
- 申し込み時にNISA口座のチェックを入れ忘れない。仮開設なら審査前でも取引を始められる
- 積立設定は預り区分を「NISA(つみたて投資枠)」にするのが最重要。100円から設定できる
- 楽天カードのクレカ積立は本会員のカード・月10万円まで。買付日は設定時期で決まる
最初の設定さえ終われば、あとは自動で積み立てられます。金額は小さく始めて、慣れてから見直していきましょう。
※本記事は2026年10月時点の楽天証券・楽天カード・金融庁の公表情報と解説記事にもとづく一般的な解説であり、特定の金融商品・サービスの利用を勧誘するものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。手数料・ポイント付与率・買付日などの条件は変更されることがあります。最新情報は各公式サイトでご確認のうえ、最終的な判断はご自身でお願いします。







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