「新NISAを始めたいけど、いきなり自分のお金を投資に回すのはやっぱり怖い…」——そんな50代の方にこそ知ってほしいのが「ポイント投資」です。ふだんの買い物で貯まった楽天ポイント・Vポイント・dポイントを使えば、現金を1円も使わずに新NISAで投資デビューできます。しかも、貯めたポイントで買った投資信託の値上がり益も、新NISAなら非課税。この記事では、3大ポイントの使い勝手を比較しながら、50代が「ノーリスク感覚」で投資の一歩目を踏み出す具体的な方法を、いっしょに見ていきましょう。



📑 目次
結論:ポイント投資は「怖くない投資デビュー」に最適
先に結論からお伝えします。投資が初めてで一歩が踏み出せない50代にとって、ポイント投資は最高の「練習台」です。理由はシンプルで、失っても痛くないポイントで、本物の投資信託を非課税(新NISA)で体験できるから。値動きの感覚、購入や売却の操作、含み益・含み損に対する自分の心理——これらを、なけなしの現金ではなく「おまけのポイント」で学べるのは大きなメリットです。
- 楽天ポイント→ 楽天証券。日常で楽天を使う人・とにかく分かりやすさ重視の人に
- Vポイント→ SBI証券。三井住友カードやVポイントを貯めている人に
- dポイント→ マネックス証券(2026年3月からポイント投信積立に対応)。ドコモ経済圏の人に
- いずれも新NISA口座での購入が可能で、値上がり益・分配金は非課税
- まずは100ポイント程度で「1回買ってみる」のがおすすめ。慣れたら現金積立へ橋渡し

そもそもポイント投資とは?新NISAとの関係
ポイント投資とは、買い物などで貯まったポイントを使って、投資信託や株式を購入できるサービスのことです。証券口座でポイントを「1ポイント=1円」として使い、実際の金融商品に交換する仕組みなので、買ったあとは現金で投資したのと同じように値動きします。
ここで50代の方に特に知っておいてほしいのが、ポイントで買った投資信託も、新NISA口座で購入すれば非課税になるという点です。通常、投資の利益には約20%の税金がかかりますが、新NISAの枠内で買えば、値上がり益も分配金も無期限で非課税。「ポイントで買って、増えても税金ゼロ」という、いわば二重のお得さがあります。
※各社でポイントの種類・使い方・対象商品は異なります。最新の対応状況は各社公式でご確認ください。
「ポイント運用」と「ポイント投資」は別物
混同しやすいので整理しておきます。似た言葉に「ポイント運用」がありますが、これはポイントのまま疑似的に増減を体験するサービスで、証券口座も不要な代わりに新NISAは使えません。一方、この記事で扱う「ポイント投資」は、証券口座でポイントを実際の投資信託・株式に換えるもので、新NISAの非課税メリットを使えるのが大きな違いです。資産形成を本気で考えるなら、証券口座を使う「ポイント投資」のほうがおすすめです。
3大ポイント比較|楽天・V・dポイントの使い勝手
代表的な3つのポイントと、対応する証券会社を比較します。どれも「貯めたポイントで投資信託が買える」点は共通ですが、ふだん自分がどのポイントを貯めているかで選ぶのが失敗しないコツです。
| ポイント | 主な証券会社 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 楽天ポイント | 楽天証券 | 楽天市場・楽天カードを日常的に使う人/分かりやすさ重視 |
| Vポイント | SBI証券 | 三井住友カード利用者/Vポイントを貯めている人 |
| dポイント | マネックス証券 | ドコモ・dポイント経済圏の人(2026年3月から投信積立対応) |
※2026年7月時点の一般的な傾向を整理したもの。対応ポイント・対象商品・積立可否は各社の改定により変わる場合があります。詳細は各社公式でご確認ください。
楽天ポイント × 楽天証券
楽天経済圏の人にとっては、最も自然な選択肢です。楽天市場や楽天カードで貯まった楽天ポイントを、投資信託・国内株式・米国株式の購入に使えます(NISAでの購入も可能)。画面がシンプルで、投資が初めての50代でも迷いにくいのが強みです。ポイントの一部を使って投信を積み立てる設定もできます。
Vポイント × SBI証券
三井住友カードでの支払いなどで貯まるVポイントを、SBI証券で投資信託の購入に充当できます。SBIは商品ラインナップが広く、投信を保有し続けるだけでポイントが貯まるプログラムもあるため、「ポイントを貯めながら投資も続けたい」人と相性が良いです。
dポイント × マネックス証券
マネックス証券は2026年3月から、dポイント(およびマネックスポイント)を使った投資信託の積立サービスを開始しました。ドコモのスマホやdカードを使っている人なら、生活の中で自然に貯まるdポイントを投資に回せます。ドコモ経済圏の50代には有力な選択肢です。

50代のポイント投資 始め方4ステップ
実際の始め方は、拍子抜けするほどシンプルです。ここでは楽天証券を例に、4つのステップで説明します(SBI・マネックスでも流れはほぼ同じです)。
※画面構成・手順は各社の仕様変更により異なる場合があります。実際の操作は各社公式の案内に従ってください。
ステップ①:証券口座と新NISA口座を開設する
まずは証券口座を開設し、あわせて新NISA口座も申し込みます。ネットで完結し、10分ほどで手続きできます。すでに口座を持っている人は次のステップへ。
ステップ②:ポイントコース(設定)を有効にする
証券口座の設定画面で、「ポイントを投資に使う」設定をオンにします。楽天なら「ポイントコース」の選択、SBIなら「Vポイント連携」など、各社で名称は異なりますが、数クリックで完了します。
ステップ③:新NISA枠で投資信託を選ぶ
購入時に「NISA(つみたて投資枠 or 成長投資枠)」を選び、投資信託を1本選びます。初めてなら、全世界株式(オルカン)やS&P500など、王道の低コストインデックスファンドが無難です。銘柄選びに迷ったら新NISAで買うべきインデックスファンドTOP3を参考にどうぞ。
ステップ④:ポイントを使って100円ぶんだけ買ってみる
支払い方法で「ポイントを使う」を選び、まずは100ポイント(=100円)ぶんだけ買ってみましょう。これで投資デビュー完了です。翌日から値動きを眺めて、「上がった」「下がった」の感覚をつかんでいきます。慣れてきたら、少しずつ金額を増やしていけばOKです。
始める前に知っておきたい5つの注意点
「ポイントだから気楽」とはいえ、投資である以上、押さえておくべき点があります。ここを理解しておけば、あとで慌てずに済みます。
- ポイントでも元本割れはする:買った投資信託が値下がりすれば、ポイントぶんの価値も減ります。「絶対に増える」わけではありません。
- 期間限定ポイントは使えないことが多い:投資に回せるのは通常ポイントのみの場合が一般的。期間限定ぶんは買い物で使い切りましょう。
- ポイントの“機会損失”に注意:投資に回すと、その分は買い物には使えません。あくまで「使い道に困っている通常ポイント」から始めるのが安心です。
- 少額すぎると実感が湧きにくい:10ポイントでは値動きがほぼ見えません。練習効果を得るなら、100〜数百ポイント程度がおすすめです。
- ポイント目当てで無駄遣いしない:ポイントを貯めたいがために買い物を増やしては本末転倒。あくまで「ふだんの生活で貯まったぶん」を回すのが鉄則です。
制度そのものの正確な情報は、金融庁のNISA特設サイトや、投資信託協会の公式サイトでも図解付きで確認できます。ポイント投資を入り口にしつつ、制度の全体像も少しずつ押さえていくと安心です。

ポイント投資の“次の一歩”|現金積立への橋渡し
ポイント投資はあくまで「練習台」。値動きに慣れて「これなら続けられそう」と感じたら、次は現金での積立投資に橋渡ししていきましょう。ここが、資産形成として本格的に効いてくる段階です。
おすすめは、クレカ積立への移行です。クレジットカードで毎月コツコツ積み立てると、決済額に応じてポイントが貯まり、そのポイントをまた投資に回す——という「ポイントが循環する仕組み」ができあがります。50代なら、まずは無理のない月1,000〜3,000円からでも十分です。クレカ積立の比較は新NISAのクレカ積立はどれがお得?で詳しく解説しています。
また、「メルカリで不用品を売ったお金」や「固定費の見直しで浮いたお金」を投資原資にする方法も、ポイント投資と相性抜群です。日常の中から少しずつ種銭を作る発想は、メルカリ売上で新NISAを始める完全ガイドもあわせて読むと、イメージがふくらみます。
- 第1段階:ポイント投資で100〜数百ポイントぶんの投信を買い、値動きに慣れる
- 第2段階:クレカ積立で月1,000〜3,000円をオルカン等に積立開始
- 第3段階:ボーナスや浮いたお金で積立額を増額、新NISA枠を計画的に活用
「もっと投資の全体像を体系的に学びたい」という方には、投資初心者向けのロングセラー『本当の自由を手に入れる お金の大学』のような入門書を1冊持っておくと、判断の軸ができて安心です。
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まとめ:まずは100ポイントから始めてみよう
- ポイント投資は貯まったポイントで本物の投資信託を買えるサービス。新NISAなら値上がり益も非課税
- 楽天ポイント→楽天証券/Vポイント→SBI/dポイント→マネックス。ふだん貯めているポイントに合わせて選ぶ
- 始め方は①口座開設 ②ポイント設定 ③NISAで投信選択 ④100ポイントぶん購入の4ステップ
- ポイントでも元本割れはする。期間限定ポイントは使えないことが多い点にも注意
- 慣れたらクレカ積立→現金の積立増額へ橋渡し。ポイントが循環する仕組みを作る
投資でいちばんもったいないのは、「怖いから」と一歩目を踏み出せないまま時間だけが過ぎることです。ポイント投資は、その「最初の怖さ」をほぼゼロにしてくれる仕組み。まずは使い道に困っている100ポイントで、投資信託を1本買ってみる——たったこれだけで、あなたの資産形成はスタートします。難しく考えず、一緒にコツコツやっていきましょう!
※本記事は2026年7月時点の公開情報を基にした一般的な情報提供であり、特定の金融機関・金融商品・ポイントサービスの利用を断定的に推奨するものではありません。ポイントの投資への利用可否・対象商品・積立対応・付与条件は各社の改定により変更される場合があります。図表は理解を助けるための当ブログの整理・イメージです。最新かつ正確な条件は各社公式サイト・金融庁等の一次情報でご確認ください。投資は元本割れの可能性があり、将来の運用成果を保証するものではありません。








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